成績に波があり安定しませんでしたが、日本MB選手会 会長賞の中澤和志選手が優勝こそ逃しましたが、1着9回、2着1回、3着1回と驚異的な成績を残しました。さらに、ルーキーシリーズの濱野斗馬選手が優勝を果たしました。出足中心にバランスが取れており、更なる活躍が期待されます。

G1びわこ大賞の篠崎元志選手の優勝戦2着を皮切りに、優勝2回、優勝戦2着1回、選抜戦1着2回、選抜戦4着2回と抜群の成績を挙げています。日本MB選手会 会長賞で優勝した佐藤航選手も強力な足を絶賛していました。ルーキーシリーズの杉山喜一選手は優出を逃しましたが、出足行き足中心に良く、後伸び型でもあるので、これからも活躍が期待されます。

元々素性のいいモーターで、直近3節連続で賞典競走に乗っており、近況数字も上がってきています。出足中心で他の足もバランス良く高次元でまとまっており、大崩れしないのが魅力です。乗り手を選ばないモーターですので、今後も注目の1台です。

中日スポーツ杯頃から成績が低迷し、徐々に下降線をたどりました。しかし、日本財団会長杯から盛り返していき、近江米カップは優勝戦6着、日本MB選手会会長賞は選抜戦2着、ルーキーシリーズは優勝戦2着と上向いており、出足・回り足を中心とした足で今後も目が離せない1台です。

過去には中間整備が入るなど低迷期が続きましたが、日本MB選手会 会長賞の小林孝彰選手が優勝戦3着、ルーキーシリーズの石原光選手が優勝戦6着と活躍しました。出足・行き足が持ち味で、つながりの部分もスムーズなので、これからも楽しみな1台です。

優勝こそありませんが、伸び中心に良く、調整が合えば回り足も悪くない舟足です。数字は低いですが、直近2節で急上昇しました。選手からの評判もいいので、これからの活躍が期待されます。

新モーター1節目は選抜戦に乗る等活躍をみせましたが、その後徐々に成績が下降しました。7月に中間整備が入ってから13節で優勝1回、優出4回、選抜3回と賞典競走入賞率60％超えと抜群の結果を残しています。行き足から伸びが強力で、これからも大暴れする予感がします。

中間整備が2度入り、低調期もありましたが、直近2節で舟足が上昇しました。出足と回り足が持ち味で、乗り心地も良好なので、これからの活躍が期待されます。

優勝戦に3回乗っていて、選抜戦に乗っているのは2度だけですので、準優での取りこぼしの少なさが見て取れます。直線の足が持ち味で、他の足もバランスが取れていますので、今後が楽しみな1台です。

断然のエース機は存在せず、上位機がエース級グループを形成している状態。そのほとんどを中間整備機が占めているが、その代表格がこの37号機だ。9月の中間整備以降は、9節に使用して6優出（V1）の活躍を見せる。

こちらは中間整備ではなく、8月に興津藍が大整備を敢行してパワーアップを遂げた。それ以降はトップ級の仕上がりが続き、12月にVの佐藤航は「このモーターと生涯を添い遂げたい」と、超抜パワーを大絶賛。

7月の中間整備でキャリアボデー、キャブレタを交換してエース級の機力に変貌。季節の変化も関係なく、ほとんどのシリーズで上位クラスのパワーを誇る。一時は伸び型だったが、近況はパワフルな出足が特徴。

8月に2回目となる中間整備でキャリアボデー、キャブレタを交換。一気に超抜モーターに生まれ変わると、3節目の深井利寿が9月のびわこ大賞でG1制覇。それ以降も、強力な出足を中心にハイパワーをキープする。

中間整備の入っていないエース級では、62号機や41号機が気温低下とともに下降気味。ただ、この45号機は初おろしから好素性機としての存在感を示し続けている。これまでV歴こそないが、出足に関しては上位ランクだ。

初おろし当初は好素性機の一角に挙がったものの、夏場にはパワーダウン。しかし、秋を迎える頃から機力は再び上昇ムードが漂っている。12月には中澤和志が準V、濱野斗馬がVと、いずれもトップ級のパワーを誇った。

2連率はわずか8%だった7月に、中間整備でキャリアボデー、キャブレタを交換。優出歴は9月G2戦の井口佳典（5着）1回のみで、現在の2連率も20%台半ばながら、エース級の一角に挙がるパワーを秘める。

10月の中間整備でギヤケース、シリンダーケース、キャブレタを交換してパワーは一変。それ以降は4節に使用して優出には届いていないものの、強力な出足を中心に、明らかに数字以上の仕上がりが続いている。