レース展望 レース展望

夏のセンタープールに巧腕集結!尼崎G2決戦を制するのは誰だ!

 ボートレースからつで10月12、13、14日の3日間、「ファン感謝3Days BOATRACEバトルトーナメント」が開催される。A1級24人、A2級24人が参戦。トーナメント方式で頂点を争う。

 V候補の筆頭格は地元の峰竜太(佐賀)だろう。唐津通算55優出25Vという断トツの実績。当地前走となる8月のお盆レースでもしっかり優勝したばかりだ。3Daysトーナメントは枠番抽選の運にも左右される大会だが、唐津のなら問題なしだろう。の唐津での枠番別通算データを見ると、1着率は1号艇で78%(226戦117勝)、2号艇で45%(152戦69勝)、3号艇で52%(143戦75勝)、4号艇で38%(131戦50勝)、5号艇で32%(105戦34勝)、6号艇で12%(92戦11勝)という凄まじい成績だ。どの枠番でも勝ち切る力があるが、トーナメントの階段を駆け上がって頂点に立つのか。

 地元勢では上野真之介(佐賀)も楽しみだ。昨年の江戸川3Daysトーナメントで優出5着の活躍。今年は2年連続のファイナル進出を狙う。唐津では通算40優出10Vの実績。今年も1月の唐津正月レースでオール2連対V、2月の唐津一般戦でオール3連対Vを飾っているだけに目が離せない。

 遠征勢でまず注目したいのは松井繁(大阪)だ。3Daysトーナメントは2017年住之江大会でV歴。松井はBBCトーナメントでも2023年に優勝しており、トーナメント戦でもしっかり王者の貫禄を見せつけている。近況の松井は9月の津周年で優勝するなど好調。勢いに乗っているだけに唐津3DaysトーナメントでもV争いを沸かせそうだ。

 唐津実績なら池田浩二(愛知)。2021年の唐津周年で6コースまくり差しを決めて当地記念初Vを飾り、2022年の唐津SGグランドチャンピオンでオール3連対Vを飾っている。唐津記念優勝2回は今節出場メンバーのなかで池田ただ一人だ。今年の池田は6月のSGグランドチャンピオンで優出3着、9月のSGボートレースメモリアルで優出6着に入るなど記念5優出1Vと存在感抜群。唐津3Daysトーナメントではどんな輝きを放つのか。

 丸野一樹(滋賀)も唐津好相性だ。2020年の唐津周年で4コースまくり差しを決めて優勝。翌2021年の唐津周年でも優勝戦1号艇(4着。優勝は池田浩二)に乗る活躍を見せている。淡水で強いタイプだけに唐津は水が合う印象だ。丸野は9月のG2三国MB大賞で優勝を飾り、翌節のびわこ周年でも優出6着に入って近況リズム急上昇ムード。2021年のBBCトーナメントに続く2つ目のトーナメント戦タイトルを狙う。

 その他にも7月のオーシャンカップで約9年7カ月ぶりのSG優勝を飾った茅原悠紀(岡山)や、唐津通算14優出6Vをマークしている白井英治(山口)、9月のSGボートレースメモリアルで優出3着に入った桐生順平(埼玉)、3Daysトーナメントは2019年と2023年に優出している石渡鉄兵(東京)など豪華メンバーが参戦。果たしてファイナルはどんな顔ぶれとなるのか。

 女子レーサーからは日高逸子(福岡)、香川素子(滋賀)、川野芽唯(福岡)、平高奈菜(香川)、小野生奈(福岡)、浜田亜理沙(埼玉)、高田ひかる(三重)、平川香織(埼玉)の8人が参戦。好メンバーがそろっているだけに、2016年平和島大会の今井美亜以来となる女子2人目の3Daysトーナメント優勝へ期待が高まる。

(データはすべて9月23日現在。カッコ内の表記は支部)